自分の解釈によって世界は変わる

自分の解釈は勝手なもの

今朝の沖縄は土砂降り。
その時点では、「コロナウィルスが地上に舞わず、感染拡大を防いでくれる恵み雨」と思い感謝。
と思いつつ、室内は湿度が高く、床がベトベトする。
基本的にお家の中では裸足で過ごしたいタイプなので、裸足で床を歩くがベトベト感で気持ち悪い。
それでも、雨の恵みへの感謝の気持ちが勝り、べとべと感も湿度のだるさもかき消される。

そして、用事があって片道5分の距離を外出。
小降りになった雨の中を歩く。
雨の匂い、雨の空模様を感じながら。
普段は雨が苦手な私なのに、 「日焼け止めも塗らなくていいし、雨ってやっぱりいいね」なんてことを考える。

いったん帰宅。
夕方になって、本日中に済まさねばならない用事があって再び外出。
外は雨があがって晴れ。
「あぁ。やっぱり晴れてるって気持ちがいい」、「晴れるてると気持ちがあがるね!」なんて、勝手なことを思う。

お天気は、何も理由をもたずにただ変化している。
なのに、勝手に解釈して自分の気分に反映させている。
そんなことを思いながら、帰宅する。

コーチングで視点を変える

普段、思っていることは自分の勝手な解釈によるものになりがちです。
そして、そこに執着してがんじがらめになっている場合、そのことに気づけずに愚痴を言ったり、イライラしたり、悲しんだり、怒ったり、人のせいにしたり…よからぬ状況になることがあります。
そんな自分の解釈に気づきを与えてくれる訓練ができるものの一つがマインドフルネス。自分自身で、思考や感情を客観的にみることに、とっても役立ちます。

一方で、コーチングでは、コーチの助けを借りることにより、自分の思いこみによる物の見方を変えることができやすくなります。
「思い込みを突破する 」「執着してる感情を手放す」って本当に難しいことです。
場合によっては、何年も何十年も抱えこんでしまって抜け出せない。
自分で仮面をかぶってることに気づかなくなってしまったり、適切ではない見方を正しいと思いこんでしまったり、自分の都合のよい解釈に変えてしまったり…。

もし、「お天気は晴れがいいのだ」と絶対的に思っていたら、雨のよさは受け入れられないでしょう。
「雨が降ってほしい」と言っている人に、嫌悪感を覚えるかもしれません。
けれど、雨もよいものだと思えたら、世界は広がります。

欧米では身近なコーチングが、日本でも広がってほしいと願っています。
そうすれば、もっと楽に生きれる人が増えるに違いありません。