「セロトニンてやっぱりスゴイ」と実感したこと③

甘いもの依存が改善される！

私は甘いものが大好きです。
和菓子も洋菓子も好きで、トップスのチョコレートケーキは切らずにそのままフォークで食べたくなってしまうほどです。
（実際、ハーフサイズであれば、フォークで一気に食べる、ということもしてましたが…。）

何年も前のことになりますが、ある時私は「甘いもの依存かも…」と思いました。砂糖はマイルドドラッグとも言われてるようですね。
朝からクリームたっぷりのパンを食べたり、冬だったらあんまんを食べたりして、朝から糖分を補給し、 仕事中は必ず仕事のお供として、チョコを常備して食べ、食後もたっぷりとスイーツを食べていたのを思い出します。

その程度なら、甘いもの依存ではなく、甘いものが好きという部類に入るかもしれません。
ですが、自分の行動を観察していると、「ストレスを感じると甘いものを食べる量が激増する」と気づいたんです。
しかも、某CMのように、やめられない、止まらないんです。
当然甘いものを食べすぎたら気持ち悪くなります、それでも、食べるのをやめられない。
（過食症気味とも言えるかもしれません。）

特に仕事の後、帰宅後に甘いものをどっさりと食べてしまう。
食べながら、ふと「ストレスを甘いもので満たそうとしてる」と感じました。
「ストレスで何か穴があいたようなものを、甘いものでその穴を満たそうとしている」そんな感じです。

幸いにも、お酒の場が好きだったり、ストレス解消法をもっていたりしたので、深刻な依存状態には陥りませんでした。

ちょうどその頃、マインドフルネスのコースを受講したのですが、シェアタイムに甘いもの依存について話したところ、講師の方に「それで困ることはあるの？」と聞かれました。マインドフルネスでは、「良い、悪いの判断をしない」という練習もしますので、「あ。私は甘いものを食べることは悪いことだ」と判断してるんだな、と気づきました。
一方で、「このまま甘いものを食べてたら、糖尿病になる恐れがある」と心配していましたので、そのことを伝えました。

さらに、自分の思考に向き合っていくと、「自分のことなのに、自己コントロールが効かなくなっていることへの恐れがある」ことに気づきました。
だから、「ストレスを感じた時に甘いものを食べるのは良くないこと」、と判断し「やめなければならない」と思っていたのだと。

気づいたものの、簡単にはやめられませんでした。
ストレスを甘いもので帳消しにしようとする習慣が身についていたのですから、簡単ではありません。
これまでの経験から「お腹がすいた→何か食べる」というように、「ストレスを感じた→甘いものを食べる」という習慣になっていました。
繰り返しになりますが、甘いものを少し食べる程度ならそんなに害はないと思いますが、自己コントロールができなくなっている、つまり、「甘いものを食べたいけど今日はやめよう、という選択、行動に至らない」ことが問題でした。

ただ、気づいたことによって、ストレスを手放す訓練をしたり、対処療法にすぎないけど、糖質が低いスイーツを食べたりすることや体を動かすことで、次第にやめられない、止まらないということや糖尿病の心配は減っていきました。（甘いもの依存自体がストレスになっていたのですから、悪循環だったんですよね！）
そんな感じなので、時にはストレスを感じ、スイーツを食べて満たされることもありました。

セロトニンはドーパミンの暴走を鎮めてくれる

ところが、、、
セロトニンがしっかりでることによって、ドーパミンの暴走による「もっとが止まらない」状況が変えられるということを学び、私は驚きました！
ドーパミンは、食欲や性欲などの生存本能にかかわる欲求に関係しますが、ドーパミンの暴走によって、もっとが止まらなくなり、アルコール依存、甘いもの依存、買い物依存などになってしまうのですね。
その暴走を鎮めてくれるのが、セロトニン！
セトトニンてやっぱりすごいんです♪

セロトニン生活を始めて1年ぐらいたってから気づいたのですが、私は以前ほど甘いものを欲しなくなっています。
以前より自分の思考や感情に捕らわれなくなったことでストレス自体が減ったことや、自家製甘酒を飲むことによって自然の甘味により満足感を得られてることも効を奏しているとは思うのですが、セロトニン生活によってセロトニン活性されて、ドーパミンの暴走が静まったことやネガティブな思考や感情が減ったということも十分に作用していると思います。
私は太りやすい体質なので、普段からの甘いもの摂取量が減ったのも嬉しいですが、甘いものがやめられない・止まらない状態が訪れなくなったのは、人生の心配事から解放されてとてもハッピーな気分です♪

今も甘いもの大好きなのは変わらないので、時折スイーツをいただいて幸せ時間を過ごしています。
砂糖の過剰摂取や、やめられない＆止まらない状態にならなければ、スイーツを食べることを気にすることはないと思います。むしろ、 少しであれば甘いものを食べることは、幸福感が感じられ、ストレス解消につながりますので、甘いものが好きな方は、自分へのご褒美スイーツ時間を楽しまれてくださいね♪