幸せホルモン・セロトニンを増やすためにやってみたこと②

呼吸法 ++カパラバティ++


ヨガの呼吸法の代表的なものの1つとして「カパラバティ」と呼ばれるものがあります。
Kapalabhatiは、「頭蓋骨を輝かせる」という意味で、 頭蓋骨の内側のモヤモヤが とれると言われています。
(この呼吸法により頭蓋骨の空気が交換されることによって、モヤモヤが解消される。)

私が滞在したインドのヨガアシュラムでは、起床後にまずは朝6時にホールに集まり瞑想をするのですが、この呼吸法を瞑想の前に行っていました。
暑い日はシャワーを浴びた後にホールに向かっていたので、ある程度目覚めた状態で瞑想を行っていたのですが、気温が低い日は水シャワーだったため、シャワーを浴びずにホールに行っていたので寝ぼけまなこの状態です。ですので、カパラバティは瞑想前の眠気覚ましとして、とても役立っていました。ちなみに、起床後、瞑想前に食事はとりません。


やり方は簡単で
吐く息だけに意識を置くのですが、 腹筋を収縮させて「フッ フッ フッ 」と連続して吐きます。
「フッ フッ フッ 」は力強いものです。
吸う息は意識をせずとも、腹筋を使って「フッ」と肺から息を押し出すことによって、その後に腹筋が緩むことにより自然に吸うことができます。

この呼吸は、ヨガのクリヤの1つで体全体を浄化し、老廃物を出すと言われています。
私が受けた 脳波測定では、セロトニンが出やすいということが分かりました。
交感神経を活性化し、眠気も飛びますので、朝行うのがおすすめです。
(夜、寝る前は避けたほうがいいと思います。)


アレルギー性鼻炎の方にもおすすめですよ!
お腹のマッサージにもつながりますので、腸活としてもおすすめです。

但し、緑内障や蓄膿症、中耳炎の方は、ごく軽くおこなってください。


私は以前、カパラバティを花粉症改善のために行っていたのですが。しばらく遠ざかっていました。
セロトニン生活を始めてから、起床後にカパラバティをやり始めたところ、朝の調子がいいことに気が付き、それから続けています。
どこかに行く必要もないですし、座ってできるので場所もとりませんし、セロトニントレーニングとして日々の生活に取り入れやすいかと思います。

カパラバティは、続けていけば肺機能も強化されますし、個人的にはセロトニン生活に取り入れたお気に入りの呼吸法です♪